第五話『セミラミス(水着)は何処ですか?』
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「なんか何処のカルデアでも沖田さんやジャンヌオルタが人気だなぁ」
水着シーズンになると自分のサーヴァントと撮った写真をイン○タ、s○ap、Tik○okに投稿するマスターが大勢いるのだが、正直羨ましい。
「むふーふ♪マスターさぁん!それは彼女達がしこりてぃーが高いからですヨー♪」
サンバドレスに身を包んだケツア・コアトル。ウチのカルデアでは最強の戦力の一角である。因みに召喚したのはセミ様の次である為、女帝とは何かとライバル視する場面が多い。
「コアトルさんよ、俺は大人な女性が好きなんです」
ライダー(メデューサ)さんとか、良いよね?言葉には出していわないけど。
「うふふ♪グラシアス♪もうマスターさぁんはかわいいんですからぁ!もぅ?」
自分へと抱きつくコアトルさん。どうやら大人な女性=自分自身だと仮定したようだ。するとドドドっと何かが此方へと走ってくる音が聞こえてくる。
「くっ、貴様!我を謀ったな!何がエミヤシェフがレイシフトで此方のカルデアに料理をしにきている、だ!」
コアトルさんを自分から引き剥がそうと手を挟み込んでくる女帝。
「ちょっ!?痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!セミ様の手の棘ッ!!」
「そも貴様とヴリトラは我の後に召喚されたサーヴァント!我がマスターは我の傘下にあると何度言えば分かる!この脳筋ッ!」
「地を這う方がムーチョ♪ムーチョ♪ですよ、カメムシさぁん♪マスターは責任を持って私が面倒みマス♪」
「なぁ!?貴様ぁ言わせておけばぁ!」ぐぎぎ
この二人+ヴリトラさんはいつも喧嘩ばかりするなぁ。本当にやめて頂きたい。
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