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ライブジャスティスシリーズ
オーダー・ザ・ヒーロー
観束マジェスティ/次元の英雄たち
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クリスはエースの腕を見つめ、彼に聞く。

クリス「その義手、そろそろ限界だろ?」
エース「気づかれちゃったか、実はさっき戦いでメタリウム光線使ったからね」
サイクロン「持ってどのくらいでござるか?」
エース「切断技なら後2回、メタリウム光線は恐らくもう使えないと思う」
イエロー「何かあれば、私がサポートします」
エース「ありがとう、でも問題ないよ」

一方フラクシナス上空では

二亜「本当に少年一人で特攻するのかい?」

フェザーを身に纏い、調整を受ける士道の身体から冷気のような煙が常時放出されていた。

士道「皆が頑張ってくれてるんだ、研究所のデータを手に入れたら誰も二度と立ち入れないようにする。その為にも今の俺はこの身体の霊力を高めているんだ」

すると士道の後ろから手にウサギのパペットを付けた幼い少女と大人びた少女。

四糸乃と誘宵美九の二人がやってくる。四糸乃のパペット、よしのんは士道の状態を見て察する。

よしのん「よしのんの天使の力で何をするの?」
美九「ダーリン、まさか……」

士道は二人に笑顔を向けて告げる。

士道「すぐに帰って来るよ」

士道はそう言って四糸乃の頭を撫でる。

士道「まだ時間があるから、その間に今日のおやつを決めようか?」
四糸乃「うん……」

顔を赤く染めて四糸乃はお菓子のレシピの本を持って、士道の膝に座って足を揺らした。

研究所内部

翼「メインポイントについた、情報をダウンロードする」

USBメモリを液晶デバイスに突き刺し、ケーブルをデータベースに繋ぐ。

テイルブルー「接続できたわ、後はよろしく」

フラクシナスでは

トゥアール「お任せください解析開始です〜♪」
エルフナイン「手伝います」

フラクシナス整備開発チーム、トゥアールとエルフナインの二人が解析を行う。

そして……

翼「ダウンロード完了だ」
バーナビー「目的達成ですね」
セブン「すぐに撤収するぞ」
テイルブルー「第1部隊、第2部隊、撤収するわよ。腕輪の転送システム起動して」

メンバーは転送システムで帰還していくと同時にフラクシナスの降下ゲートが開く。

そこには全身が冷気に包まれ、皮膚が若干凍った士道が立つ。

士道「カウント、3・2・1・ゼロ!!」

呼吸を整え、研究所の上空から飛び上がり、地上へと降下していく。

士道は地面と紙一重になる瞬間、天使を発現した。

士道「氷結傀儡(ザドキエル)ッ!!」

着地と同時に士道の周囲を冷気の嵐が包み、研究所を丸ごと凍らせる。そして士道の足元には巨大なウサギの怪獣が出現する。

氷結傀儡「グオォォォォォォ!!」

雄叫びを上げる氷結傀儡はその両手を凍らせ、
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