スーパーロボット大戦OGs
0031話
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協力研究員って事で出張させて貰うってのはどうだ? 幸い、グロウセイヴァーの調整も殆ど問題無いようだし、いざとなったら通信でどこをどう調整すればいいのか部下にアドバイスすればいいだろう」
「そう、ね。確かにそれもいいかも。でも何でそこまでしてくれるのかしら?」
積極的にテスラ研へ行くのを勧めすぎたのが気になったのか不思議そうな顔で訪ねてくるが、正直今回レモンを派遣するように行動しているのは純粋にシャドウミラーの戦力アップの為、というのもある。
「特殊処理班の隊長としても、転移技術は美味しいからな。もし自由に使えるようになれば、移動の時間を限りなく少なくできるし、なによりインスペクターが使っていた転移による奇襲攻撃も使えるようになる」
もっとも転移技術が完成するのはあちらの世界に転移してからなのだろうが。
いや、原作ブレイクしまくっているこの世界ではもしかしてレモンの力でシャドウミラーの反乱前に転移技術が完成する可能性もある、のか?
もしそうなったら、反乱が成功してしまう可能性を考えないといけなくなるな。
……いや、そもそも原作でもシステムXNのアギュイエウスが内蔵されたツヴァイザーゲインが完成したのはアースクレイドルに所属していたイーグレット・フェフやアギラ・セトメ、クエルボ・セロの技術を使い、それだけでも足りなくてイスルギ重工に手を回して手に入れた各種新型機の技術を使ってようやく完成したレベルのものだ。いくらレモンとは言え、1人ではちょっと無理だろう。
「そう、ね。なら早速ヴィンデルに頼んでみるわ」
「頑張って説得してくれ」
「あら、手伝ってくれないのかしら?」
「俺よりもレモンの方が口が上手いだろ」
レモンに軽く手を振り、格納庫を出て行く。
ここまでレモンの好奇心を高めたんだし、まず俺がいなくても大丈夫だろう。
「ふわぁ……」
安心した途端、欠伸が出てきた。
作戦で暴れて、帰ってきたからすぐに報告書の作成と休む暇もなかったらからな。部屋で昼寝と洒落込むか。
「アクセル少尉、アクセル少尉?」
「ん……?」
なにやらコンコンと五月蠅いな。何だ?
ベッドの上で背伸びをすると、再度ドアの方から声が聞こえてくる。
「アクセル少尉、ちょっとよろしいでしょうか?」
「あー、構わないから入ってくれ」
昼寝という事で軍服のままで寝ていたので、特に着替える必要もなくそのままベッドに腰を掛ける。
ふと、部屋に備え付けの時計を見ると18:28分とあった。どうやら2時間程眠っていたらしい。
「あ、眠ってましたか。お休みの所お邪魔して申し訳ありません」
入ってきたのは基地の中で何度か見た顔の通信オペレーターだった。
その顔色はどこか心
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