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ユア・ブラッド・マイン―鬼と煉獄のカタストロフ―
episode14『助けてと、そう言ってくれるのを待っていた』
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ぐ》」

 銀色の鬼の鎧から、そのズタズタになった血まみれの腕を伸ばして弱々しく、けれど、はっきりと。


きみの世界は、(ユア・ブラッド)僕のもの(・マイン)


 ――同じく、小指を重ねて、契りを結んだのだ。
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