サマンオサの洞窟
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しよう!僕がお前を勢い良く島まで投げるから、ラーの鏡を取って来いよ!」
「帰りはどうするんですか!?」
「うん。ラーの鏡を投げろ…絶対キャッチするから!父さんを信じろよ!」
「じゃなくて…僕はどうやって戻ればいいのですか!?」
「あ……あぁ……そうね……どうしよっか?……戻りたい?…誰かに投げてもらえば!」
「誰に…僕一人で島まで行くのに、誰に投げてもらえばいいのですか!?」
「……………」
「……………」
暫く沈黙が辺りを支配する。
見かねたマリーが父にヒントを出した…
「お父様…あの島の天井を見て下さい!…穴が空いてますわ。あそこから下りる事は出来ませんか?」
マリーの言葉に、皆が洞窟の天井を見つめる。
「おぉ…本当だぁ…あそこら辺って…確かこの上のフロアに、落とし穴が空いてたよな…あそこから下りれば良いのか!!」
「流石マリーは賢いなぁ!」
ティミーはマリーを抱き上げて、頬擦りをして喜んだ。
その姿にジェラシーを感じたウルフは、思わずマリーを奪い戻す!
マリーはそれなりに満足そうだ。
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