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X Dimensions SoldierS Re: Xros Rays
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第21話 『運命の戦乙女(デスティーノ・ヴァルキーリア)』と『女神の7?(デーア・トゥリニセッテ)』と『紋章』
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輪郭がある蒼色の紋章は『未来の紋章』よ」

ツナ「奇跡の紋章と、未来の紋章……」


ツナは左手の『奇跡の紋章』と右手の『未来の紋章』を見ながら、その名を口にする。


炎真「僕と響さんの紋章の名前もわかりますか?」

イーラ「ええ。一緒に見てあげるから、響ちゃんと勇真君をこっちに呼んでくれるかしら?」

ツナ「わかりました」


ツナは離れた場所にいた響と勇真を呼びに行く。

何も聞かされていない響は自身の指に装着された大空のデスティーノリングに大層驚いていたが、ツナが説明したことで落ち着きを取り戻す。

そして、炎真と響はイーラに自分達の右手にある紋章を見せた。


イーラ「炎真君の右手にある朱色の紋章は『可能性の紋章』、響ちゃんの右手にある橙色の輪郭がある黄色の紋章は『絆の紋章』よ」

炎真「可能性の紋章……」

響「絆の紋章……」


炎真と響もまたそれぞれの右手にある『可能性の紋章』と『絆の紋章』を見ながら、その名を口にする。


勇真「ねえねえ、お姉さん」

イーラ「ん? どうしたの?」

勇真「僕の手にあるこれは何て名前なの?」

イーラ「え?」


勇真は自身の右手の甲を見ながら、イーラに質問する。

そこには竜の頭に似た模様に8枚の翼が付いた青色の輪郭をした白銀色の紋章が刻まれていた。


イーラ「これは『自由の紋章』ね」

勇真「これ、自由の紋章って言うの?」

イーラ「ええ、そうよ。それにしても驚いたわ、勇真君にも紋章があったなんて」

響「でも、勇真君が寝てた時には無かったですよ?」

ツナ「たぶんだけど……さっき勇真の体内を浄化した時、俺達の紋章が輝いたでしょ? それに共鳴して現れたんじゃないかな?」

炎真「なるほど、有り得ない話じゃないかも」

イーラ「そうね、紋章は私達には想像できない未知の力を秘めてるから、綱吉君の仮説は合ってると思うわ」


勇真の『自由の紋章』が現れた理由に対してのツナの仮説に、炎真とイーラが肯定する。


ツナ「でも、何で俺達だけに紋章が?」

イーラ「流石に理由まではわからないけど、貴方達には紋章を身に付けるだけの共通の理由があると思うの」

沙耶「そして、その紋章はいつか貴方達の大きな助けになってくれる筈よ」

ツナ「そうだと良いけどね……わかった、大事にするよ」

イーラ「さて、他に質問は無いかしら?」


イーラは他に質問が無いか、ツナ達に促す。


炎真「あ、それなら……デジタルワールドじゃない、僕達が元いた世界に帰る方法は無いですか?」


炎真が元の世界に帰る方法について質問する。


イーラ「まず、綱吉君と炎真君、そして沙
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