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X Dimensions SoldierS Re: Xros Rays
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第21話 『運命の戦乙女(デスティーノ・ヴァルキーリア)』と『女神の7?(デーア・トゥリニセッテ)』と『紋章』
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真「うん、わかった」
響と勇真はツナや炎真達から少し離れた場所へと移動した。
イーラ「話を戻すわね。沙耶をスカウトした理由だけど……彼女があるリングの『選ばれし乙女』の1人だからよ」
炎真「選ばれし乙女って、デジタルワールドを救う女の人達のことですよね? それにリングって……」
イーラ「確かにデジタルワールドの救世主とも言える存在と言うのは間違いではないわ……でも、選ばれし乙女はそれだけの存在じゃないの。『女神の7?(デーア・トゥリニセッテ)』と言うリングに選ばれ、全ての次元世界を守る戦乙女達のことよ」
ツナ・炎真『で、女神の7?(デーア・トゥリニセッテ)!?』
ツナと炎真はイーラの口から出た『女神の7?(デーア・トゥリニセッテ)』と言う単語に驚きの表情を浮かべる。
ツナ「ちょ、ちょっと待ってください! 女神の7?(デーア・トゥリニセッテ)って何なんですか!? まるで……!」
イーラ「ボンゴレリング、マーレリング、アルコバレーノのおしゃぶり……貴方達の知る7?(トゥリニセッテ)のリングみたいだって、言いたいのかしら?」
ツナ「なっ!?」
炎真「7?(トゥリニセッテ)を知ってるんですか!?」
イーラ「ええ。沙耶や貴方達の住む地球がその7?(トゥリニセッテ)の力によって生まれたことも、綱吉君の持つそのリングが7?(トゥリニセッテ)の内の1つである大空のボンゴレリングが、ボンゴレギアとして生まれ変わったものであると言うこともね」
ツナ「そ、そこまで……!」
炎真「も、もしかして、僕やツナ君の素性も……?」
沙耶「勿論知っているわ。ツナがボンゴレファミリーの次期ボス候補で、炎真君はシモンファミリーのボスだってこともね」
ツナ「沙耶姉……俺……」
沙耶「ツナ、それ以上言わなくて良いわ。でもね、これだけは忘れないで。貴方がどんな道に進もうと……貴方が何者になろうとも、私はずっとツナの味方だってことをね」
ツナ「うん……ありがとう、沙耶姉」
自身がマフィアのボス候補であることを知っていても、昔と変わらず接してくれる沙耶の優しさにツナは感謝するのだった。
ツナ「ところで俺達の知ってる7?(トゥリニセッテ)と、女神の7?(デーア・トゥリニセッテ)ってどう違うんですか?」
イーラ「ボンゴレリング・マーレリング・アルコバレーノのおしゃぶりを総称した7?(トゥリニセッテ)ーー『地球の7?(オルベ・トゥリニセッテ)』が貴方達の地球を創造した礎であるのに対しに対し……女神の7?(デーア・トゥリニセッテ)は死ぬ気の炎の女神ーー『デーア・フィアンマ』が自らの手で生み出した3種類のリングーー『ヴェルジネリング』・『コズモリング』・『デスティーノリング
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