第十四話〜解析〜
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ていたが。
しかしライのナイトメアを自分で整備できるレベルの技術を持っている。これは単独行動が他の人間よりも多くこなしていたこともあり、自分一人でできる行動の範囲を広げるためにライ自身が自分で身につけたものである。
基本的に大体の機体の整備はできるがライやスザクの乗る機体は調整にも高い技術力が要求されたため本人の機体は整備できないということになっていたりもした。
フェイト「それだけあれば十分だよ。今から解析するんだけど最初に気になるところは何かある?」
フェイトの質問に考える素振りを見せながらライは口を開く。
ライ「……動力源、ユグドラシルドライブ内のコアルミナスに使われるサクラダイトと呼ばれるレアメタルがある。そのパーツが何かで代用されているかもしれない。」
フェイト「それは特殊なパーツ?」
ライ「パーツというよりも、その材料のサクラダイトが希少なものだから。調べるとしたらそのあたりからの方がいいと思って。」
サクラダイトはその特性と希少性故に国の政治に深く関わる程のものであった。その為ライはサクラダイトのような資源が存在するのかどうか確かめたかった。
ライは説明を終えると機体を調べ始める。フェイトはシャリオの方に戻りガジェットのデータを確認していた。
まず念のためコクピットを確認する。中身は普通のコクピットとほとんど同じであった。操作はプログラムで命令された通りにしか動かないようになっている。そのおかげで事件の時に無頼の二機をフリードは簡単に誘導できることができた。
コクピットの確認が終了したあとは話した通りにコアルミナスを確認する。エナジーフィラーの収納部分を開きそこに接続しているコアルミナスの部分を確認する。そこにあったのは青い宝石。
ライ「これは…クリスタル?」
基盤に埋め込まれるようにされて搭載されたそれを取り出す。するとちょうどその時に声が掛かる。
フェイト「ライ、何か分かった?」
ライ「代用品らしきモノはあったけど、僕にはわからない。今そちらに持っていくよ。」
その宝石を持ちフェイトの方に向かう。その間に彼女はシャリオに指示を出す。
フェイト「シャーリー、ガジェットと共通のパーツがあるかどうか調べて貰える?」
シャリオ「はい。」
ライ「フェイト、これがさっき言った代用品だと思う。」
差し出された宝石を見てフェイトの顔色が変わる。
フェイト「…!これってジュエルシード。」
驚愕と困惑の表情を顔に貼り付けているフェイトを気にかけつつライは尋ねる。
ライ「それは?」
フェイト「昔、私となのはが集めていたロストロギア。今は管理局の保管庫で厳重に管理されているはずなんだけど。」
ライ「…なんでそんなもの
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