第四百五十七話 空美町の者達その四
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「そこまでしますか」
「会長はそうなんですよ」
「凄い人ですね」
「あらゆる意味で」
まさにというのだ。
「あの人は」
「兎に角凄い人ですね」
「はい」
実際にというのだ。
「あの人は」
「そうした方ですか」
「そうなんです、それでここがです」
ある襖の前で立ち止まって述べた。
「このお屋敷の居間です」
「そうですか」
「ここにです」
「その会長さんにですね」
「他の面子が集まっていると思います」
「そうですか、では」
「中に入って下さい」
「そうさせて頂きます」
こう話してだった。
一行は開かれた居間に入った、するとそこにだった。
数人の男女がいた、まずは鋭い黒い目に腰まである白い髪を持つ端正な少年が智樹に対して聞いてきた。
「その人達がか」
「仮面ライダーだ」
英四郎が眼鏡に手を当てて答えた。
「スサノオが言っていたな」
「そうか、わかった」
少年は英四郎の言葉に頷いた、そのうえでライダー達にあらためて言った。
「鳳凰院キング義経です」
「鳳凰院君か」
「はい、義経と呼んで下さい」
義経は桐生に笑顔で応えた。
「これからは」
「じゃあ義経君でいいか」
「それでお願いします」
「風音日和です」
黒髪で落ち着いた顔立ちの少女が言ってきた、目は茶色である。
「宜しくお願いします」
「ダイダロスです」
長い銀がかった水色の髪の毛と透き通った白い肌、水色の優し気な瞳のエンジェロイドだった。やはり翼がある。
「私もエンジェロイドです」
「五月田美香子です」
長い赤がかった紫の髪の毛と艶のある髪の毛と同じ切れ長の目を持つ少女だった。見れはそはらと同じ制服である。胸はそはらよりもさらに大きな感じだ。
「智樹君達の学校の生徒会長をしています」
「この人が俺達のリーダーになります」
智樹は美香子を見ながらライダー達に話した。
「あと義経は学校が違います」
「しかし共に戦っています」
義経もライダー達に話した。
「そうしています」
「そうなんだな」
「はい、そして」
義経は桐生に応えてさらに話した。
「これからですね」
「ああ、俺達のこともスサノオのことも話すしな」
「君達のことも聞かせて下さい」
内海も言った。
「そうして下さい」
「わかりました、ではお互いにです」
美香子は内海の申し出に凄みのある笑みで応えた。
「お話をしましょう」
「それでは」
内海が応えてだった。
戦士達はお互いのことを話した、それが終わってからだった。
智樹は自分の席、座布団のそれから腕を組んで言った。
「いや、もう一回聞いてです」
「お前はもう聞いていたか」
「ああ、ライダーの人達の世界でな」
智樹は義経に元の等
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