第三章 リベン珠
第33話 絆と絆 2/3
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されたのだった。
こうして遂に繰り出された黄金色の巨大なエネルギーの波動。容赦や手加減という要素とは無縁のそれは勇美達を飲み込もうと進撃していった。
これがヘカーティアの読みの結果なのであった。例え体を休ませて士気が下がっていても、元々の威力が高ければ特に問題はないといえるだろうと。
勿論それを予測した勇美は無防備にそれの直撃など許す筈はなかったのである。準備の整った彼女達は目の前の厄災に備えてこの技を繰り出した。
「間に合え! 【護鏡「月読のミラーシールド」】!!」
そして、勇美達の眼前に巨大な鏡張りの盾が生成されたのだ。続いてそれが規格外の力の奔流の前に割って入る。
鏡の盾は勇美の命令に従順に従い、迫って来た波動をその身で果敢にも受け止めたのである。それにより勇美達は直撃を免れたのだ。
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