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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第78話 朱乃よ、父と向き合え。家族の和解と本当の愛 前編
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そうにしてくれているのを見れて私は嬉しいから」
「リアス……」
親友の言葉にわたくしは胸が熱くなってしまいました。リアスは主でありますがわたくしにとっては一番の親友ですわ。
「じゃあ私は用事があるからもう行くわね。朱乃も楽しんできなさい」
「はい。さようなら、リアス」
リアスはそう言って教室を後にしました。わたくしもそろそろ行かないと時間に遅れてしまいますわ。
わたくしは駒王町にある公園に向かいました。そこにある噴水の前に立っていたイッセー君に声をかけます。
「イッセー君、待たせてしまってごめんなさい」
「朱乃さん、大丈夫ですよ。俺もついさっき来たばかりですから」
遅れてしまった事を誤りましたがイッセー君はにこにこと笑ってそう言ってくれました。
「イッセー君、なんだか嬉しそうね」
「そりゃ朱乃さんとデートできるんですから男なら誰でも嬉しくなりますよ」
「あら、お上手ですわね♪でもそれならイッセー君から誘ってほしかったですわ」
「えっと……すみません。良い訳になってしまうんですけど、朱乃さんをデートに誘おうと思っていたんですが色々あったもので、その……」
あら、ちょっと意地悪をしただけなのにイッセー君は真面目に受け止めてしまったようですわ。
「……うふふ、イッセー君ったら焦り過ぎですわ。大丈夫です、わたくしはちゃんと貴方に愛してもらえているって分かっていますから」
「朱乃さん……」
「だから今日はわたくしだけを見てください」
「分かりました。今日の俺は朱乃さん専用です」
「よろしい♪」
わたくしはイッセー君の腕に抱き着いて恋人つなぎをします。わたくしは女性にしてはそれなりに背が高いのですがイッセー君のほうが背が高いからこうやって腕を組むと安心感があります。
「じゃあ行きましょうか。今日は沢山遊びましょう」
「勿論ですわ♪」
それからわたくしとイッセー君は二人きりの時間を楽しみました。
「朱乃さん、そのワンピース良く似合っていますよ。凄く素敵です」
「イッセー君がそう言ってくれるならこの服にしようかしら」
「なら代金は俺が出しますよ。今までちゃんと相手をしてあげられなかったお詫びもかねて」
「ならお言葉に甘えますわね」
二人でショッピングをしてイッセー君に服を買って貰ったり……
「はい、イッセー君。あーんしてください」
「あーん……んっ、このパンケーキ中々イケますね。次は俺のパフェを食べてみてください。ほら、あーん」
「あーん……ふふっ、甘くて美味しいですわ。でもG×Gの食事に慣れるとD×Dの食事が味気なく感じてしまうのよね。贅沢な悩みだとは思いますが……」
「まあ
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