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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第78話 朱乃よ、父と向き合え。家族の和解と本当の愛 前編
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なるらしい。俺は飲んだことないけどな」


 祐斗君とイッセー君は血が食材になるのか話し合っていました。まあ体にソーセージやカレー、焼きそばを生やした生物もいますし、血がソースだったりワインだったりする生物もいて当然ですわね。


「あっ、そうですわ。イッセー君、先ほどの模擬戦赤龍帝の籠手を使いましたよね?」
「ええ、使いましたね」
「ならわたくしの勝ちですわね。なんでも言う事を聞いてくれる約束は……」
「勿論受けますよ」
「やりましたわ♪」


 そう、もし模擬戦でイッセー君に勝てたら何か約束を聞いてくれると言う約束をしていましたの。さて何をしてもらおうかしら?


「なら放課後わたくしとデートをして頂けませんか?」
「デートですか?いいですよ、G×GとD×Dのどっちがいいですか?」
「最近はG×Gの方で活動していましたので、今回はD×Dの方でデートしてみたいですわ」
「了解です」


 イッセー君とのデート、楽しみです。今日はリアスが個人的な用事があるそうなので部活はお休みです。目一杯楽しみますわ。


 それからわたくし達は他の場所で特訓していたリアス達と合流して朝ご飯を食べました。その後の小休憩でリアスがイッセー君に声をかけました。


「あっ、そうだ。イッセー、昨日お兄様から連絡が来たの。なんでも三大勢力の会談の日が決まったみたいよ」
「いつですか?」
「〇月〇日ね。それまでは私も準備に入るから部活は止める事にするわ」
「なら俺もそれが済むまでは親父の依頼は行かないことにしますね」
「お願いね」


 それからわたくし達は準備を終えて学校に向かいました。



―――――――――

――――――

―――


「ふんふ〜ん♪」
「楽しそうね、朱乃。何か良いことでもあったのかしら?」
「ええ、今日の放課後にイッセー君とデートを致しますの」
「それは良かったわね」


 放課後になり機嫌の良さそうなわたくしにリアスが声をかけてきました。わたくしはイッセー君とデートをすると話すとリアスは羨ましそうにしました。


「私も早く運命の人を見つけて貴方たちみたいに青春してみたいわ」
「あら、悪魔の寿命ならまだまだ青春を謳歌できますわよ」
「それはそうだけど……でも小猫や貴方が恋人とイチャイチャしてるのを見せつけられるのも辛いのよ?祐斗もティナさんやリンさんと仲良くなってるし……肩身が狭いわ」


 リアスはそう言うと溜息を吐きました。よく考えればリアスは未だに想い人に出会えていないのですからもう少し配慮するべきでしたわね。浮かれていましたわ。


「あっ、別に貴方を攻めている訳じゃないのよ、朱乃。貴方の過去は知っているからそうやって楽し
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