第十話 思わぬ、嬉しい転校生その十二
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ね」
「どうでもよくなったし」
「それならね」
こう二人で話してだ。
周りにもだ。こう言ったのだった。
「ねえ、帰らない?」
「そうしない?」
こう女友達に言ったのである。二人で。
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