第十話 思わぬ、嬉しい転校生その十
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いうのだ。
「とてもね」
「そうだね。じゃあこれからもね」
「うん、宜しくね」
「こっちこそね」
こうしてだ。二人仲良く笑みを向け合うのだった。しかし。
その二人を見てだ。野田と永田がだ。
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