暁 〜小説投稿サイト〜
歪んだ世界の中で
第十話 思わぬ、嬉しい転校生その九
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
いうか早く登校拒否になれっての」
「何で学校来てるのよって感じよね」
 こう話していた。しかしだ。
 千春はその二人に顔を向けてだ。笑顔でこう言ったのだった。
「ねえ君達ってさ」
「んっ、何よ」
「何だってのよ」
「性格ブスなのね」
 こうだ。あっさりとした笑顔で言ったのである。
「それもかなりね」
「何を、私達が何よ」
「ブスだって?」
「そうだよ。そして心の目も悪いのね」
 これが千春の二人への言葉だった。
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ