第一章
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危ない参謀
八条大学陸上部でマラソンと駅伝の選手である池田真澄はしっかりとした人物であり駅伝の選手達にとっては非常に優秀なリーダーとして知られている。
背は一七五程で黒髪を短くしていてやや長方形の顔で少し色黒の肌で平たい感じの顔で顔には黒子が多い。小さな目ち薄い唇で身体は陸上選手らしいものだ。
彼が駅伝のリーダーになってからこの大学の駅伝は優勝さえする様になった。その彼の傍には常にだった。
マネージャーの本多ゆみりがいた、少し茶色が買った黒髪をショートにしていてはっきりとした目で明るい感じの唇である。やや面長で顎の先は尖っている。背は一五七センチ位ですらりとしたスタイルである。
池田は常に彼女のアドバイスを聞いて動いていた、自分のことだけでなく駅伝やその他のことでもだ。
彼女の話を聞いていた、そうしていつも言っていた。
「本多君がいるからね」
「池田さんもですね」
「やっていけるんですね」
「そうなんですね」
「うん、若し彼女がいないと」
自分と同級生でもある彼女がというのだ。
「僕はここまでやっていけないよ」
「それ中学の時からなんですよね」
「中学の陸上部の時から」
「その時からですね」
「そうなんだ」
実査にとだ、池田は周りに話した。
「本当にその時からね」
「アドバイスをしてもらって」
「それで、ですね」
「やっていけていますね」
「陸上のことだけじゃなくて」
「そうだよ」
こう周りに話すのだった。
「本当にね、もう何から何までね」
「本多さんあってですか」
「あの人がいてくれてですか」
「池田さんは駅伝をやっていけて」
「マラソンもそうで」
「それで勉強のこともですか」
「そうなんだ、いつも僕に向いているトレーニング内容とかを出してくれているから」
それでというのだ。
「僕もやっていけるんだ」
「じゃあ本多さんは軍師ですね」
「それも名軍師ですね」
「そうなりますね」
「軍師を参謀と言ってもいいよね」
池田は現代風に言ってみせた。
「もうそれならね」
「本多さんは参謀ですか」
「池田さんにとっての最高の」
「そうした方ですか」
「本当にそうだよ」
彼は笑顔で話した、そして実際に何かとゆみりのアドバイスを受けて考えて決断を下して動いた。駅伝でどのコースで誰かを走らせるかにトレーニング内容に食事にだった。
池田は全部聞いていた、この日も練習の後で野菜ジュースを貰った。
「最近は野菜ジュースなんだね」
「ええ、ビタミンも重要でしょ」
ゆみりは池田に確かな顔で答えた。
「だからね」
「スポーツドリンクじゃないんだ」
「それでお家でもね」
ゆみりはさらに話した。
「飲むならよ」
「野菜ジュ
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