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THE TOUCH OF A HEARTTOUCH
第二章
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私は今は特に距離の近い男の人がいなくて恋愛とは関係ない大学生活を送っていた、その中でだった。
私は品川に新しく美味しいスイーツのお店が出来たというので言ってみた、家もアルバイト先も品川の近くなので都合がよかった。
それでそのお店に行くとだった。
見たことのない位に恰好いい、素敵な人がいた。そんな素敵な人がパティシェとして働いていた。それでだ。
私はその人を見た瞬間息を飲んだ、そして呆然としてその人をじっと見ているとお店の人に席を案内しますと言われた。
そうして席に着いたけれどそれからもだった。
じっとその人がキッチンで動いている姿を見ていた、そうしながら食べたスイーツも紅茶もとても美味しかったけれど。
正直スイーツや紅茶よりもだった。その人を見て。
そうして次の日もお店に行ってその人を見てその次の日もだった。私はお店に通い詰めた。友達はそんな私を見て言った。
「恋愛って自然じゃないの」
「そう思っていたけれど」
それがだ。
「もうハートにね」
「きたの」
「直接ね」
本当にそうなった。
「きたわ」
「そうなの」
「あの人今相手の人いるのかしら」
交際している人はだ。
「一体」
「じゃあ本人さんに聞いてみる?」
「そうね」
そうしたことには抵抗がない、私は誰でも結構何でも言って聞ける方だ。ただそれがずけずけとしていると言われることもある。
「それじゃあね、それでね」
「いなかったらなの」
「それこそもう何度もアタックして」
そのうえでだ。
「お付き合いしたいわ」
「本当にきたみたいね」
「きたもきたも」
それこそだ。
「もうどうしようもない位にね」
「きてるのね」
「ええ」
本当にそうなった。
「ハートにね」
「じゃあもう」
「聞いてみるわ、若し一回断わられても」
「何度もなのね」
「アタックして、あの人に釣り合う様に努力もするわ」
自分を高めてだ、こうも思った。
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