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歪んだ世界の中で
第十話 思わぬ、嬉しい転校生その五
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ない時は」
「長く感じたんだ」
「とても。そう感じました」
 目を伏せたままでだ。真人は希望に話した。
「長くて辛かったです」
「僕がお見舞いに来ていないその時は」
「家族も来てくれない時は」
 つまり一人で病室にいる、その時はだというのだ。彼もまた時の流れを辛く、そして長いものに感じたというのだ。このことを希望に話したのだ。
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