第六十三話 お家に帰ってその十一
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「嫌な気分になるでしょ」
「思いきりなります」
「それなら出来るだけよ」
「人は嫌わないころですか」
「何度も言うけれどね」
阿波野君がなおしてくれるまでそのつもりです、後輩の子ですし同じ大教会の子ということもありますがそれ以上に知り合ったのもお引き寄せと思ってのことです。
「そこはいいわね」
「それじゃあですね」
「行いあらためていってね」
「是非ですね」
「そうよ。あとね」
ここで私は話題を変えました、今度は話題は何かといいますと。
「私の今の服どう思うかしら」
「動きやすそうでしかも似合ってますよ」
「いいのね」
「はい、先輩ズボン似合いますね」
「似合うっていうかね」
このことはです。
「お家や寮じゃいつもズボンだしね」
「これからもですね」
「高校卒業したら制服着ることないから」
それで、です。
「もうスカート穿くことはね」
「ないですか」
「ない訳じゃないけれど」
それでもです。
「もう穿く機会はぐっと減るわね」
「そうなんですね。僕はスカートも好きですよ」
「そうなの」
「先輩ロングスカート似合うと思います」
「ロングね。実はね」
私のスカートはです、持ってはいます。
「お家でも殆ど穿かないからね。ミニなんて」
特にです。
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