第十話 思わぬ、嬉しい転校生その一
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れにしたのだ。ただ夏は同じデザインだがそれでもだ。色は変えてみたのである。八条学園の制服は生徒それぞれで様々に選べるのだ。
「それと腕に金色のリングが二本ありますね」
「あの制服がいいって思ったから二人でそうしたんだったね」
「あれも自衛隊なんですよね」
真人は玄関の扉を開けた。そうしてだ。
希望の前に来てだ。こう笑顔で言ったのである。
「海上自衛隊なんですよ」
「あれっ、海上自衛隊って黒だったんだ」
「それに金色なんですよ」
「へえ、その二つが海上自衛隊の色だったんだ」
「そうなんです。海軍の頃から黒だったんですよ」
それが日本の海の防人達の色だというのだ。
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