第四百五十六話 空から来た者達その十四
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「あいつ等もかなり相手に出来る」
「ああ、スマッシュ位なら大丈夫だよ」
桐生が答えた。
「俺達ならな」
「そうですね」
「流石にエボルトは別だけれどな」
「エボルト?」
「ライダーの人達が戦ってきた敵です」
智樹が英四郎に話した。
「スサノオとは関係なかったそうですが」
「言うなら手駒だったことは話したよな」
桐生は智樹に話した。
「俺達の世界で」
「はい、ナスチカで」
「あいつは気付いてなかったけれどな」
「その実はですね」
「スサノオがあえて地球に行く様にしてな」
「動くのを見ていたんですね」
「俺達があいつにどうして勝つか」
そのことをというのだ。
「見ていたんだよ」
「あんなとんでもない奴にどうして勝つのか」
「そのことをな」
「そのエボルトのことも話してくれますか」
英四郎は桐生に真剣な顔で頼み込んだ、その顔には好奇心以上に敵のことを知ろうという強い意志があった。
「後で」
「こっちもそのつもりさ」
「はい、それでは」
「その時にな」
まさにというのだ。
「そうするな」
「わかりました」
「じゃあ行こうな」
こう言ってそうしてだった。
ライダー達は智樹達に案内されてこの世界の仲間達が集まっているその場所に向かった、そうしてそこでまた新たな出会いを迎えるのだった。
第四百五十六話 完
2021・1・15
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