オリジナルストーリー
灼熱の国編
神話の中の者たち
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でもいいんじゃね?」
男に問われ困ったように隣の男に振る女性と、それに対して適当に返す男。だが、肝心の人物はその声も耳には届いていないようだ。
「俺は気に入らねぇ。バーン!!」
「はっ!!」
突如炎が巻き上がり、そこから姿を現したのは真っ赤な炎のような形をした髪型をした男。彼を見ると男はニヤリと笑った。
「アースランドで暴れてきていいぜ。もちろん、やり方は任せてやる」
「はっ!!」
指示を受けるや否や不敵な笑みを浮かべていなくなる男。それを見ていた二人は大きなタメ息をついた。
「バレたら怒られるぞ」
「消されちゃうかもね」
「関係ねぇよ。俺は俺のやり方を信じてる」
男は立ち上がり、二人に背を向けたまま口元を緩めていた。
「お前らも自分の道を見極められなきゃ、いつまでも後退したままだぜ」
そう言い残しその場から姿を消す男。残された二人は目を合わせると、やれやれと言った表情でその場から立ち去っていった。
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