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とある地球外生命体が感情を知るまで
2 おともだちできた
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ちゃんおかえり。楽しかったかい?」

「……ん、違う。『嬢ちゃん』じゃない」

「お? そりゃどういうことだい?」

 それは当然───

「……私は今日から『あおいちゃん』。『おともだち』のなのはに付けてもらった」

「な、な、な……!!」

「嬢ちゃんに友達が……!!」

「……違う、『あおいちゃん』」

「おぉ! 今日は嬢ちゃんに友達出来た記念パーティーだ!」

「お前ただ騒ぎてぇだけだろうが! 嬢ちゃん困ってるぞ!」

「……だから違う、『あおいちゃん』」

 おかしい、話が通じないぞ。定期的にこうなるから……人間は分からない。

 しかし、『おともだち』か……うん、なんだろう。少し……暖かい? 気温は昨日と大差ないはず……でも何故か暖かい……。

 だが、悪い気は全くしない。これはなんだろう……不思議なものだ……。
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