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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第77話 さらばベジタブルスカイ!GODの鍵を握る存在、その名はニトロ!
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side:小猫


「えへへ……先輩とコンビを組んじゃいました」
「嬉しそうだな、小猫ちゃん」
「それはそうですよ。だってずっとそうなりたいって思っていた事が叶ったんですから」


 イッセー先輩とコンビを組むことになった私は、その嬉しさから未だにニヤけてしまっています。先輩はそんな私を見ながら苦笑していました。


「さて、オゾン草も無事に捕獲できたし皆を呼ぶか。きっと待ちきれなくてワクワクしているはずだ」
「そうですね。それに私達がコンビを組んだことも報告したいですし」
「よし、じゃあ早速呼びに行くか」


 私達はリアス部長達を呼びに行きましたが、何故か皆の姿がありませんでした。


「あれ、いないですね。まさか何か遇ったんじゃ……」
「いや争った跡はない。リアスさん達は自分から何処かに行ったみたいだ」


 私はリアス部長達が何者かに襲われたのかもしれないと思いましたが、先輩は辺りの状態を確認して冷静にそう言いました。


「匂いは向こうからするな。ただ何故か分散しているようだ。全員が必ず2人か3人に分かれていて単独で動いている人はいないな。まるで何かを探しているようだ」
「とにかく皆と合流しましょう」
「そうだな」


 私達は一番近くから匂いがした所に向かいました。するとリアス部長と祐斗先輩と合流することが出来ました。


「リアスさん、どうしたんですか?勝手にいなくなったら心配するじゃないですか」
「あっ、イッセー!大変よ!GTロボの足跡を見つけたの!」
「何だって……!?」


 リアス部長の言葉に先輩は驚きの声を上げました。つまり美食會がここに来ているという事ですか!?


「確かですか?」
「うん、洞窟の砂浜で見たGTロボの足跡とよく似たものがあったの。スマホで撮影しているから見てちょうだい」


 イッセー先輩と私はリアス部長のスマホを見ると、確かにGTロボの足跡が写っていました。


「間違いない、確かにこれはGTロボの足跡だ」
「じゃあ美食會が来ているって事ですか?」
「ああ、かもしれないな。オゾン草は俺達の細胞をレベルアップさせるほどの食材だ、狙っていてもおかしくない」


 オゾン草を狙っているのかもしれないと言う先輩の言葉に、私はトミーロッドを思い出しました。


「とにかく皆を集めてください。何かわかるかもしれない」
「分かったわ、直ぐに集めるから待っていて。祐斗!」
「はい!」


 そして皆が集まって情報の交換をしましたが誰も怪しい物は見ていないと言いました。


「仙術や魔法で捜索して見ましたが何の発見もありませんでしたね」
「私も空の上から見て回ったけど怪しい物は無かったよ」
「うーん
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