暁 ~小説投稿サイト~
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第77話 さらばベジタブルスカイ!GODの鍵を握る存在、その名はニトロ!
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?可愛いね?」
姉さまがイッセー先輩の腕に抱き着いてその大きなお胸で先輩を誘惑しました。そもそも姉さまはグルメ界に行ける実力があるんだからそんなに簡単に誘拐されると思わないんですが……
「まあ仮にニトロが来ても小猫ちゃんも黒歌も俺が守るさ。特に小猫ちゃんは俺のコンビなんだからな」
「イッセー先輩……」
「イッセー……」
真面目な表情でそう言う先輩に私も姉さまも見惚れてしまいました。
『一龍、美食會のGTロボがニトロとやらによく似ているのは訳があるだろう。話してもらうぞ』
「鋭いのう、ドライグ。そんなに警戒しなくとも話してやるから落ち着け」
すると赤龍帝の籠手からドライグの声が聞こえて一龍さんにニトロが美食會のGTロボとよく似ている理由を聞いてきました。急かす辺り過保護ですね、ドライグも。
「美食會のGTロボがニトロとよく似ているのは、ニトロがGODの入手のカギを握っていることを美食會の連中が知っておるからじゃ」
「ご、GODの情報をニトロが……!?」
これは今日一番驚きました。まさかGODの入手の鍵をニトロが握っているとは思ってもいなかったからです。
「美食會のボス『三虎』はこの情報を早くから掴んでおった。GTロボをニトロに似せたのもニトロに近づきGODの入手を確実にするためじゃ」
「そうだったのか……」
美食會のボス、三虎……確か一龍さんと次郎さんに並ぶアカシア様の弟子でしたね。彼はニトロがGODのカギを握っていることを早くから知っていたという事ですか。聡明な人物なのかもしれません。
「どちらにせよ美食會はニトロを利用して何かを企んでいるのは間違いない。それにニトロが活発に動き出すとき、それはグルメ日食が近づいているという証だ。直ぐではないだろうが遠い未来の話でもない、いずれグルメ戦争が起こるだろう」
戦争が起こる、その言葉に全員が黙ってしまいました。かつて美食神アカシア様はGODを使い戦争を止めたと言われています。
ですが戦争をも止めてしまうGODの出現によって今度は戦争が起きてしまう可能性が高い……なんて皮肉なんでしょうか。
「……問題ねえよ」
「イッセー先輩?」
重くなったこの場で最初に話したのはイッセー先輩でした。
「GODを奪い合うなんてさせないさ。皆で一緒に食えば戦争なんか起きねえよ、いや俺が起こさせねえ」
先輩はニカッと笑みを浮かべてそう言いました。
「……ふふっ、そうね。美味しい物は皆で食べれば幸せになるものね」
「うん、僕も皆と一緒にGODを食べてみたいよ」
先輩の一言にリアス部長と祐斗先輩も笑みを浮かべてGODを食べたいと話し
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