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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Saga22-A真実への扉〜The last 4 steps〜
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「「ぅああああああああ・・・!」」

リンカーコアの光量が弱まるにつれて胸痛が激しくなり、体中から魔力が失われていく感覚が生まれる。痛みに耐えきれずにその場に蹲ると、「あーあ。時間切れかよ。遊び過ぎたか」と、リッタは自分を閉じ込めていた氷の檻を砕きながら残念そうに言った。

「悪ぃな、お嬢さん達。きっちり勝敗をつけたかったけどさ、オレ達の姉貴たちが仕事を終わらせたみてぇなんだよ。その合図が、お前たちの魔力収集だ。まぁなんだ。もう二度と会うことはねぇから、恨み言は聞けねぇが・・・じゃあな」

私たちの胸から生えた腕が消失すると同時に、リッタもまた音もなくその姿を消した。それを見届けることしか出来なかった私は、無念にも意識を失った。

†††Sideトリシュタン⇒ヴィヴィオ†††

キュンナさんと騎士グレゴールの襲撃を受けて結界に取り込まれちゃったわたしとフォルセティとイクスとアインハルトさんは、わたし達を殺害しようとする2人の交戦。分身体を駆使してくるキュンナさんに押されてたわたし達を助けてくれたのは、信じられない人たちだった。

「オリヴィエさんとクラウスさん・・・!?」

騎士グレゴールをわたしとイクスとアインハルトさんから引き離すために動いてくれてたフォルセティが連れてきたのは、アインハルトさんのご先祖様のクラウスさん。続いて空からふわっと舞い降りてきたのは、わたしのオリジナルのオリヴィエさんだった。

「もう一度言おう。僕たちの仕事は終わったため、今すぐ戦闘行為を中断して管理局に出頭せよ」

「嫌だと言えばどうするつもりだ、覇王クラウス・・・」

横たわってた巨狼姿の騎士グレゴールに聞かれたクラウスさんは「次は僕たちが相手になろう」と答えて、オリヴィエさんも「命令に従ってあなた達を逃がした責任です」と、キュンナさんと騎士グレゴールに向き直った。

「あなた達が・・・逃がした・・・?」

「待ってください、オリヴィエ殿下、クラウス殿下! この際、貴方たちがどうして生きているのか、どうしてT.C.に居るのかなどの疑問は横に置いておきます! 問題は、ヴィヴィオ達がこうして襲撃されることを前提に、キュンナ女王たちの脱走を手助けしたということですよね!? いったい何を考えているのです!」

「それは・・・、いえ申し開きはありません。上からの指示であったとはいえ従ったのは事実ですから」

「僕も言い訳はしないよ。ただ、あの子たちを死なせるようなことだけは絶対にしないと考え、行動していたことだけは信じてほしい」

怒りの感情を爆発させてオリヴィエさんとクラウスさんに詰め寄ったイクス。オリヴィエさんとクラウスさんは悲しそうにそう答えた後、わたしとアインハルトさんに向いて「ごめんなさい」と大きく頭を下げ
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