第九話 決意を述べてその九
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た。
「だって。学校には友井君がいてくれて」
「僕がですね」
「そして学校を出たら千春ちゃんがいるから」
「だからですか」
「うん。寂しくなんかないよ」
それはだ。全くだというのだ。
「何一つとしてね」
「学校だけじゃないからですね」
「そうだよ。今までは学校に家だけが全てだったけれど」
世界が広くなったというのだ。彼のその世界が。
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