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『外伝:紫』崩壊した世界で紫式部が来てくれたけどなにか違う
☆彼女からあたしは、何を貰った?
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を滅茶苦茶にするなんて考え、最初からお見通しでしたしどう足掻いてもそれを実現するのは不可能なのです。菫様はただ蹂躙されるのみ。ご理解頂けましたか?」
現実を突き付けられ、それを否定するかのように何度も首を横に振る。
その目には涙もたまっているし、表情には悲しみや恐れ、一纏めに言うならば”恐怖”が刻まれていた。
「やだ…やだよ…ごめんなさい…!もう調子に乗らないって約束するよ!だから…だからぁ…!」
心が折れた。
責めたい責めたいと言う分、どうや、責められるのには非常に弱い様子。
あれだけいきがっていた肉食獣のような菫様はどこへやら、
その動けない身体をよじらせ、許してくださいと懇願する弱々しい小動物の姿しかありませんでした。
「い い え 、 許 し ま せ ん ?」
「…!!」
これから自分がどうされるのか、
それは死ぬほどご理解頂けている様子。
「や、やめろ…やめろやめろやめろ!またそこさわるなぁぁあ??」
「何故です?物欲しそうに愛液を垂らしているのに。触らぬ方が失礼と思いませんか?」
「失礼じゃないよ!失礼じゃないから!!」
「では続きをしますね。」
割れ目をなぞるように人差し指で触っていく。
大袈裟なくらいにびくびくと腰を浮かせる菫様ですが先にも仰ったように菫様の身体は私の愛撫に対して何倍もの快楽を感じるように仕込まれています。
なのでこれは大袈裟などではなく、本当にこのくらい感じている、とのこと。
「あ、ああ"っ!?ああ…っ??」
「如何ですか菫様。焦れったい感覚も何倍に増幅されれば、それはそれはもう耐え難いものになりますよね ?」
「うっさい…じぇったい…ぜったいにぃ…かおるこなんか…あぁぁあっ?」
恐怖心と快楽が混じり、涙で顔をぐしゃぐしゃにしながら睨みつける菫様。
悦楽、恐怖、復讐、
色々な感情が混じったその顔は、香子の顔…いえ、瞳をじいっと見つめていました。
「く…うぅっ!ふ、ふーっ?ふーっ?」
「盛りのついた猫のようですね。菫様、そろそろ限界でしょうか?」
「…!」
目で訴える菫様。
まだそんなに反抗する余裕が残っていたのですね。
当世の書物で得た知識ですが、これは"舐めきったガキを
理解
(
わか
)
らせる"というものでしょう。
「…。」
「なん…だよ…っ?」
「いえ、可愛らしいものが覗いていますね。」
「…!!」
そこで菫様は何かに気付いたご様子。
私の手が伸び、そこには何があるのか、
私が何をしようとしているのか、
「…ッ!!」
「足を閉じないで下さい。」
弱々しくも足を閉じ、そうはさせないと抵抗する菫様。
しかし力の入らないそれは香子の腕力でも簡単に開脚させられる。
弱点は丸出しにして、自分
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