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『外伝:紫』崩壊した世界で紫式部が来てくれたけどなにか違う
☆彼女からあたしは、何を貰った?
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ベッドに仰向けで寝かせる。
恥ずかしいのか、見下ろす私の視線から目を逸らし、身体を隠すべく身をよじらせようとしますが、身体の自由を奪われておりますのでそれも無駄でしょう。

「香子は本来、葵様を手篭めにするべくやってきたのですがその願いは叶いませんでした。葵様はドS、だったのです。」
「だから何…!」

髪を解き、洋装を脱ぎ捨て、一糸まとわぬ産まれたままの姿となった私は菫様にゆっくりと覆い被さる。

「虐げられ、縛られ、葵様に責められるというのもそれは良いと思えました。葵様の本性を晒すつもりが、逆に香子が葵様に本性を曝け出されました。どうやら香子は、”まぞ”だったようです。」
「そう、だよ、香子はマゾだ。だからこれからボクが…。」
「ですが、それとは話は別。香子が葵様を犯したいという願いは消えてはおりません。」

平坦な胸に指を這わせる。
繊細な肌。
触れたら壊れてしまいそうな、優しい触り心地の彼女の肌。
それから指先を乳輪をなぞるようにくるくると触ると、菫様はびくりと反応する。
嗚呼、なんて可愛らしい。

「しかし葵様には隙がない。何か企もうとしても、すぐに逆転され葵様のいいようにされてしまうのです。それもそれでとてもよろしいのですが。」
「じゃあ…なんで…!」
「対して菫様。あなたは随分と隙を見せるお方。香子に魔力供給を強要するものの基本的には無策。だから香子は思い付いたのです。」
「…!」

何かを感じたのか、菫様はぞくりと身を震わせる。
葵様をいじめたい。しかしそれは到底できない。
ならどうすればいいか。
答えは、1つ。

「葵様でまぞとしての欲求を満たすのなら、あなたでさどとしての欲求を満たせば良いのです。言うことの聞けない悪い子にはお仕置を。これが、どういうことか分かりますか?」

こくこく、と彼女は震えながらも頷いて見せた。

「ええ、そうです。これからお仕置きを兼ねてあなたをいじめたいと思います。いいですね?」
「や、やだ…。」

拒否しても、遅い。

「やだ…ごめんなさい…ごめんなさい香子!言うこと聞くよ!好き勝手やらないよ!だから許して…!許してかお…」
「許しません。」

くに、と淡い桜色の乳首を優しくつまむ。

「わひゃ!?」
「ふふ…随分と可愛い声を上げるのですね。」
「う、うるさい…!自由に動けてれば…香子なんて…!」
「香子なんて?」

親指と人差し指でつまみ、ころころと転がすようにいじると菫様は本当に可愛い声で鳴く。

「やめ…ろぉ…?ボクをおこらせたら…こわいぞぉ…っ?」
「良い顔です。乳首の感度も良好なようですし、貴方様のその痴態だけで一作品書き上げられそうです。ええ、いとをかし、ですね。」
「う、うるさあっああっああぁ
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