第一章
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猫達と一緒の旅行
ダニエル=カール金髪を長くした青い目の彼女とケイリーン=フォックス黒髪に黒い目の彼女は普段は同じ会社でOLをしているが。
時間があるとアウトドアでスポーツを楽しんでいた、ハイキングやカヤック、キャンプ等をいつも頼んでいた。
それでこの日もだった。
二人でキャンプに出ようと準備をしてだった。
次の日出ようと買いものを終えて大雨の中帰り道についていると。
通りがかった公園の茂みにだった。
「ニャア」
「ナア〜〜」
「猫?」
「猫よね」
二人はすぐに鳴き声に気付いた。
「この声は」
「そうよね」
「何処かしら」
「何処にいるのかしら」
二人は野良猫な保護しなければとすぐに思ってだった。
猫を探すとだ、その茂みにだった。
夜の闇の中で毛の長い猫と毛の短い子猫がいた、どちらもトラ猫である。ダニエルはその猫を見て言った。
「この子達ね」
「間違いないわね」
「首輪ないし野良猫ね」
「しかもまだ子猫だし」
「保護しないと危ないわね」
「そうね」
二人で話した。
「じゃあすぐにお家に連れて帰らないと」
「けれど私達明日キャンプに出るし」
「どうしようかしら」
「ここは連れて行った方がいいかしら、キャンプに」
「子猫はいつも世話が必要だし」
「お家に置いたままは駄目だし」
それでというのだ。
「この子達も連れて行った方がいいわね」
「それじゃあね」
二人で話して決めた、そして。
二匹をそれぞれ引き取ってだった、その日はダニエルの家で二人と二匹で休んで。
キャンプに出た、そしてだった。
キャンプ場に着いてテントを用意して食事等も整えた時にダニエルはケイリーンに言った。
「この子達の名前だけれど」
「まだ決めてないからね」
二人で猫達を見て話した、二匹共二人に寄り添っている。
「それじゃあね」
「今から決めましょう」
二人でさらに話した、そして。
ダニエルは毛の長い猫を見て言った。
「二匹共雄だけれどこの子はフォルトね」
「そうするのね」
「どうかしら」
「じゃあこの子はキールよ」
ケイリーンは毛の短い猫を見て言った。
「そうしたらどうかしら」
「どちらもアウトドアな名前ね」
「そうね、私達の趣味が出ているわね」
「アウトドアなんてね」
「本当にね」
二人で笑って話した、そうしてだった。
そのキャンプでいつも一緒にいた、食事を摂り山に登り。
カヌーも楽しんだ、この時にだった。
ケイリーンはダニエルに言った。
「絶対にね」
「はぐれない様にしてね」
「山や谷にもね」
「川にもね」
「落ちない様にしないとね」
「だから服の中に入れて」
見れば二人は
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