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パチュラー=パーティーの時に
第三章

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「本当にね」
「皆近所だしね」
「他の六匹の子達も」
「何時でも会えるし」
「このこともよかったよ」 
 他の六匹の飼い主、ミッチェルの友人や親戚達も近所だった。それでだった。
 実際に八匹、母子は一緒になる時もあった。今はミッチェルの家に集められていた。
「ワン」
「ワンワン」
「ワンッ」
「ワフッ」
「ワン」
「ワンワンワン」
「クンクン」
「ワオン」
 お互いに顔を合わせて尻尾を振っている。ミッチェル達はその彼等を見て満面の笑顔になって話した。
「ガンナーが黒で」
「ベアも黒、ノックスは白」
「デイジーとプリミーは灰色」
「ローズが茶色だな」
「フィンも茶色だな」
 それぞれの犬達を見て話した。
「皆それぞれ違うな」
「親子兄弟でも」
「けれどみんな元気だし」
「本当によかったよ」
「最高のパーティーだったよ」 
 あの時主役だったミッチェルも言った。
「本当に」
「全くだね」
「結婚に彼等も来てくれた」
「こんなバチュラ=パーティーないよ」
「最高だったよ」
「全くだよ、あんなパーティーを受けられた僕は世界一幸せだよ」 
 ミッチェルはこうも言った、そしてだった。
 アニーだけでなく他の犬達も祝った、そしてだった。
 妻も呼んで友人達と一緒に遊んだ、彼は最高の幸せの中にいた。そこには友人達も犬達も一緒だったのは言うまでもない。


バチュラ=パーティーの時に   完


                   2021・3・23
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