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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第76話 オゾン草を捕獲せよ、イッセーと小猫コンビ結成!?
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side:小猫
積乱雲を突破した私達は遂にベジタブルスカイに到着することが出来ました。絶品の野菜たちを早く食べてみたいです。
「でも不思議よね、どうして雲の上に陸地があるのかしら?」
リアス部長の言葉に私も確かに……と思いました。植物が成長するには太陽の光や水分、そして栄養が必要になります。太陽の光と水分はともかく雲には栄養なんてないのにどうして植物が育っているんでしょうか?
「ふむ、雲の上に大地があるんじゃないのか?前にイリナの貸してくれた漫画に乗っていたぞ?」
「ああ、大食い王を目指す男の子が主人公の漫画ね。あれって確か下界の大地が雲の上まで吹っ飛んでそうなったのよね」
「じゃああそこもそんな感じで大地が出来たのですかね?」
ゼノヴィアさんは漫画の中にあった設定を話すとイリナさんとルフェイさんもその話に乗った。あの漫画は面白かったです。巨乳が多くてイライラしましたが。
「まあ行ってみれば分かるだろう。そろそろ空の大地に到着するぞ」
先頭を行っていたイッセー先輩の目の前に雲の陸地が見えてきました。
「でもこの大地、本当に乗れるのでしょうか?」
「確かに。踏んだらズボッとハマってしまうかもしれないね」
「下手をすれば下まで真っ逆さまに落ちちゃうかもしれないわよ」
朱乃先輩はここに乗って大丈夫なのかと問います。それに続いて祐斗先輩とティナさんも落ちないかと不安げに言っていました。
もしかしたらすっごく薄い緑で踏んだら穴が開いて落ちてしまう可能性もありますね。
「よし、まずは俺が降りよう。最悪飛べばいいからな」
このメンバーの中で空を飛べないのはアーシア先輩とゼノヴィアさんとティナさんだけですからね。先輩はそう言うとスカイプラントから勢いよくジャンプして空の陸地に降り立ちました。
「うおっ!?少し柔らかいな……でも俺が乗ってもビクともしないぞ」
イッセー先輩が乗った場所は多少沈みはしましたが250sはある先輩の体重をしっかりと支えていました。
「皆、この雲の陸地は乗っても大丈夫だ。降りて来いよ」
先輩にそう言われた私達は雲の陸地に乗ってみました。
「おおっ……意外とちゃんとした地面ですね」
「雲の上に乗れるなんておとぎ話みたいだね、小猫ちゃん」
私はしっかりとした地面に驚きギャー君は面白そうに跳ねていました。
「でも土じゃないのよね?何で雲の上に乗れるんだろう?」
「イッセー、どうしたの?」
イリナさんが雲の上に乗れることを不思議がっていましたが、イッセー先輩は地面の匂いを嗅いでいました。それを見たティナさんが何をしているのか質問し
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