第四百五十五話 勇者達が手にするものその十三
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「そうね」
「如何にも、共に楽しもう」
「楽しむのはあんただけでしょ」
「ははは、そう言うか」
「言うわよ、そして戦うならね」
それならというのだ。
「思いきり相手してやるわよ」
「その意気だ、ではだ」
「これからっていうのね」
「戦おう」
「君達はスサノオの左右や後ろに回ってくれ」
ブレイブは勇者達に剣を出しつつ言った。
「正面は俺達が引き受ける」
「そうしていいのね」
「いい、俺達ならだ」
ブレイブはレオナに返した。
「スサノオがどれだけ攻撃をしてきてもだ」
「防げるのね」
「戦える」
ただ防げるのでなくというのだ。
「それが出来る」
「だからなのね」
「そうだ」
それでというのだ。
「君達はそちらから攻めてくれ」
「わかったわ、それじゃあ」
「スサノオはどの方向にも攻撃を出せる」
スナイプはこのことを話した。
「正面からの攻撃が最も激しいがな」
「だからですね」
「横や後ろから攻める時も気をつけろ」
絶対にというのだ。
「いいな」
「はい」
ダイはスナイプの言葉に強い声で頷いた。
「わかりました」
「そうして戦っていくぞ」
「それじゃああんた達も切り札を出せ」
レーサーはエグゼイドとブレイブ、スナイプに声をかけた。
「もういいだろ」
「そうですね」
エグゼイドはレーサーのその言葉に頷いた。
「ここは」
「ああ、それでな」
「それぞれの最強フォームで」
「スサノオと戦ってな」
そうしてというのだ。
「そしてな」
「勝ちましょう」
「勝った後は乾杯だ」
「そうですね、それじゃあ」
エグゼイドも頷いてだった。
三人のライダー達はそれぞれの最強フォームになった、そうしてそのうえでスサノオと対峙する。するとスサノオは。
すぐにだ、攻撃を仕掛けてきた。次々とレーザーやエネルギー弾を放って来る。
戦士達はその攻撃をかわした、エグゼイドは最初の一撃をかわしてからそのうえでダイ達に対して言った。
「よし、今からだよ」
「俺達はですね」
「スサノオをね」
「左右や後ろからですね」
「攻めてくれるね」
「そして永夢さん達はですね」
ダイの方も言ってきた。
「正面から」
「攻めるから」
「それじゃあ」
「任せてくれるかな」
「お願いします」
ダイは本当は正面で敵の最も激しい攻撃を引き受けたかった、そうして仲間の負担を減らしたかったが。
エグゼイドも他のライダー達の性格はもうわかっていた、それでもうそれ以上は言わずこう言ったのだ。
「それじゃあ」
「そういうことでね」
エグゼイドも言ってだった。
戦士達は戦いに入った、スサノオの攻撃は凄まじく。
ライダー達だけでなくダイ達もダメージを受けた、
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