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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第二百六十話
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のスタンスはどうあっても暦さんと相容れない。
互いに自分(に近しい人)本位だ。必ず衝突する。
忍野扇が俺に関係した何かしらを起こすかもしれない。
暦さんが俺に対して自責の感情を一分でももっているならそうするのが忍野扇という存在。
なのだろう。
確証はない。
そしてその為にロリsを西サハラに遠ざけた。
それに、今はそれより優先すべき事がある。
「さーて苛虎はどうしよっかなぁ」
苛虎と相対するはブラック羽川。
苛虎が強化されているのであればブラック羽川も強化されているだろう。
実力は拮抗するはずだ。
だからと言って、周りが無事である保証はない。
量子界通信で箒に連絡を入れる。
「箒? 羽川翼の護衛頼みたいんだけどいいかな?」
『翼さんのか? まぁ、構わないが』
「翼さんは多分怪異化して直木の家に向かったと思う。そこでおそらく学習塾跡と旧羽川邸を燃やした怪異と相対するだろう」
『援護か?』
「本当にヤバくなったら割り込め。暦さんは俺が間に合わせるから手は出さずに済むはずだ」
羽川翼の現在地はマークしている。
苛虎もだ。
『わかった。すぐに出よう』
通信が切られる。
箒なら何かあってもどうにかするだろう。
具体的には、消火とか。
side out
同刻、織斑家。
「ムーバルスーツ、展開」
箒が着ていた私服が量子格納されると同時にムーバルスーツが展開される。
「アーマー展開」
更にその上からアウターアーマーが展開。
重要部分を守るように展開されたアウターアーマーはサイコEカーボン製で出来ている。
豊満な胸を覆うチェストプレート、籠手には受け太刀用のブレード、脚甲の脛には一体化したニードルクラッシャーなど近接戦を重視した形状をしている。
現代の防弾チョッキとはコンセプトの異なる前時代的なライトアーマーだ。
「稲荷」
式神を呼ぶ。
稲荷が憑依し、髪は金糸のような金髪に。
更には眩しい4本の狐の尾。
「さて、翼さんの援護か。どうなるか想像もつかないな」
更にホルスターを展開してサイコEカーボン製の逆刃刀”宵闇”をセット。
「行くか」
リビングを出て、廊下から玄関へ。
土間に伸ばした足がブーツに覆われる。
そのまま止まらず外へ。
後ろ手に玄関を閉めると、少し踏み込み、飛んだ。
跳び上がり、落ちることなく高度を上げる。
夜空を駆け、向かう先は指定座標-一夏が探知した羽川翼の現在地-から500メートル離れたビルの上。
ふわりと屋上に着地する。
一拍遅れて、低重力のようにゆっくりと尻尾が
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