第八話 友情もその一
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。二人でいる時間を。
希望は千春との時間も楽しんだ。そしてだった。真人との時間も同じ様にしたのだった。
彼は無事退院できた。見送りに来たのは希望だった。彼だけだった。
その彼の笑顔を見てだ。真人も笑顔で応えた。
「有り難うございます」
「ええと。今からだね」
「はい、お家に戻ってですね」
それからだと。希望にだ。真人はその明るい笑顔で述べた。
「賑やかにいきましょう」
「おばさん達はね」
「知ってます。皆忙しくて」
「妹さんもね」
「塾の合宿らしいですね」
「だから今家にいるのはね」
「僕達だけですね」
真人自身と希望、彼等だけだった。だがそれでもだった。
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