第四百五十五話 勇者達が手にするものその十一
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「気合入れていくぜ」
「早いわね、もう二日目も終わりね」
ヒメはホークのその言葉を聞いて言った。
「この世界での決戦も」
「それはいいことだよな」
トンきゅんが言ってきた。
「戦いを早くって感じるのは」
「それだけ集中していてね」
「ああ、必死にやってるからそう感じるからな」
こうヒメに話した。
「戦いの時間の流れはな」
「早く感じるのがね」
「いいんだよ」
「そうそう、だからね」
うさ丸も言ってきた。
「このまま戦っていきましょう」
「集中したままで」
あかりはうさ丸に応えた。
「やっていこう」
「そうしようね」
にゃみりんも言ってきた。
「この戦いは」
「そして勝つって」
熊野さんも気合が入っている。
「絶対に」
「そうしましょう、しかしね」
ここでヒメはこうも言った。
「ダイ君達バグスターを見てもすぐに馴染んだみたいね」
「機械には馴染みがない筈ですが」
ここで出て来たのはクローディアでした。
「左様ですね」
「あっ、それ機械のモンスターもいたからだよ」
うさ丸が言ってきた。
「メタルハンターとかキラーマシーンとか」
「そうしたモンスターがいるからなの」
「そう、だから」
それでというのだ。
「慣れてるみたいだよ」
「だからなのね」
「何で機械のモンスターがいるのよ」
このことは桃華が問うた。
「この世界に」
「何か別の世界から召喚されたらしいんだよ」
「そうなの」
「誰かが召喚してな」
うさ丸は桃華にも話した。
「ハドラーとかバーンもな」
「配下にしていたのね」
「そうみたいなんだよ」
「凄い話だな、それも」
トンきゅんもその話を聞いて言った。
「別次元からとか」
「そうよね」
にゃみりんも言う。
「それはそれで」
「そうだよな」
「本当にね、けれどそれでバグスターに慣れてるから」
「まあいいか」
「そうよね」
にゃみりんはトンきゅんに言ってだった、戦い続けた。戦いは三日目に入ってもまだ続いていたが。
その三日目が終わりに近付くとだった。
「減ってきたな」
「そうだな」
クロコダインは共に戦うヒュンケルの言葉に頷いた。
「ここでな」
「そうなってきたな」
「新手が出なくなったか」
ヒュンケルは敵を切り捨てつつ言った。
「どうやら」
「うむ、ではだ」
「あと一息だ」
「今出ている奴等を全て倒すとだ」
そうすればというのだ。
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