第四百五十五話 勇者達が手にするものその九
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「そのまま戦っていってね」
「そうしていけばいいか」
「落ち着いてね、戦っていけばそのうちね」
「バグスター達もいなくなるぞ」
雪音クリスが言ってきうた。
「やがてな」
「何時かは尽きるか」
「そうだ、その時まで戦えばだ」
そうすればというのだ。
「いいからな」
「簡単な話か」
「そうだ、簡単だ」
クリスはノヴァに答えた。
「本当にな」
「そうそう、クリスの言う通りだよ」
パックは空中でノヴァに答えた。
「もうこの戦いはね」
「敵が尽きるまで戦う」
「そうした戦いだから」
それ故にというのだ。
「このままね」
「戦っていけばいいか」
「そうだよ、だからね」
それ故にというのだ。
「このまま戦っていこうね」
「そう言うなら」
「何、大した数じゃない」
クリスはガトリングガンを派手に放ちつつ言った。
「これ位はな」
「うん、僕達にとってはね」
パックは今度はクリスに応えた。
「そうだね」
「その通りだ、ノヴァは前で戦え」
クリスはパックに応えつつノヴァに言った。
「私とパックで援護するからな」
「そうsていいか」
「思いきり行け、もう一人来たしな」
「よお、来たぜ」
ここで出て来たのは葛城だった。
「一緒にやっていいよな」
「うん、いいよ」
「宜しく頼むぞ」
パックもクリスも葛城に応えた。
「二人で前を頼む」
「そして四人で戦っていこう」
「じゃあノヴァの兄ちゃんもいいよな」
葛城はノヴァにも声をかけた。
「それで」
「頼む」
これがノヴァの返事だった。
「一緒に戦ってくれ、前で」
「それならね」
「そちらはお願い出来るかしら」
後ろからまなが言ってきた。
「今のところは」
「いいよ、やっていくよ」
パックはまなにすぐに答えた。
「僕達に任せてね」
「ええ、今控えの人はいないから」
まなはさらに言った。
「暫くはね」
「ここはこの顔触れでだね」
「やっていって」
「そういうことでね」
「よし、最強の面子だな」
葛城はパックがまなとのやり取りを終えてからあらためて言った、その顔には不敵な笑みが浮かんでいる。
「大暴れしてやっか」
「そうだな、共に戦おう」
ノヴァも剣を構えて応える。
「是非共」
「そういうことだな」
クリスも続いた、そしてだった。
四人でその場で戦い続けた、その他の場所でも戦士達は戦っていた。その戦いの中でモモカは手当に調理に大忙しで。
今は人参を切りながら言っていた。
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