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フォース・オブ・イマジナリー
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トミだったが石田先生に呼ばれ席を立つ
「俺、先行って待ってるからな」

カードキャピタルへの道を急ぐヤイバ
すると目の前に思わぬ人影があることに気づく
「っと、ルカ」
眼鏡をかけた少女とファイカを持って二人で話しているルカの姿を見つけ立ち止まるヤイバ
ルカの方もこちらに気づいた
「お兄ちゃん?」
「まさかこんなところで会うなんてな、クエストか?」
「ええ」
一緒にいる少女の方にも軽く手を振って挨拶するヤイバ
ふと、この少女に見覚えがある気がして考えてみると
「(あ、この子俺の対戦相手になるはずだった………)」
ルカと一緒にいるのがチームリノベーションの最後のメンバーであることを思い出した
「もう一人の奴は居ないのか?」
ヤイバの問いかけにルカは少女と目を合わせる
「彼は大会メインだから………」
「そっか、でも安心したよ、ちゃんと友達の仲良くできてんだな、じゃ、俺先急ぐから」
そういってヤイバはキャピタルへの道を急ぐ
「行きましょう」
「うん………」
少女はヤイバが立ち去った方をずっと見ていた

一方ヒトミは石田先生と話していた
「悪いな、呼び止めちまって」
「いえ、私も行くかどうか悩んでたから………」
俯くヒトミの肩に石田先生は優しく手を乗せる
「俺はブラスター・ブレードの前の持ち主を知ってる」
「えっ?」
「小さい頃のアイツはいつも悲しそうで、苦しそうで………」
そう言って先生は懐から自分のデッキを取り出す
「そんなアイツがブラスター・ブレードと………ヴァンガードと出会って変わることが出来た、それを見て、俺も変わってみたいと思ったんだ、矢代、お前はどうしたい?」

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