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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
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最終章『ふたりで…』
代表と探偵と裏側の狂気
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ノがあるというワード。
ぞくりと、悪寒が走る。
「契約者も"それ"には嫌悪していたし、かなり手強い相手だと吸収したサーヴァントの記憶にあった。だとすると、だ。」
形の歪む職員達。
笑い声が、聞き取れない未知の言語へと変化していく。
「33…gmaee…」
「2^^…5zb@-6!?」
「悪魔も、契約者も"それ"を畏怖した。ならばそれは悪に対する天敵。すなわち天使だろう!?」
いいや違う。
あれは天使じゃない。
「まーちゃん…!あれってもしかして…!!」
「ああ、なんか嫌な予感してきた…!」
外れて欲しいが、嫌な予感ほど当たるのはなんでだろうな。
「使えない兵士ならば使える兵士にしてしまえばいい!我が王もそれをお許しになった!そして誕生の瞬間を見るがいい!!」
ぶちぶちと、人体という名の殻を破って"それ"は不気味な産声を上げた。
「6g@7333」
「e7q@…byutoq@iulqhutzq…!!!」
「qr:w!q@;tqr:w!0qd=b\dw!」
それは確かにそうだった。
俺達FGOプレイヤーがおそらく最も恐れ、最も嫌悪し、最も厄介に感じた存在。
不気味な程に細い身体。人間の口を縦にしたようなおぞましい頭部。
強いてゲームと違うところをあげるとすれば、
「そう!これこそがお前達悪魔と契約者を討ち滅ぼす聖なるモノの姿!『天使ラフム』だ!!!」
聖なるモノであることを実証するように、
彼らの…ラフム達の身体は純白であった。
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