131 それぞれの気持ち
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から出て行った。
(杉山君、きっと来てくれるよね・・・?)
りえは東京の家に帰宅した。そして自室のピアノに飾ってある色紙を見る。これは夏休みにかよ子達が書いてくれた寄書だった。
(『絶対に夢、叶えろよ!』って、あんたはどういう気持ちでこれを書いたのっ・・・!?)
そしてもう一人の男子のメッセージを読む。
(『この次はボクが守ります』・・・。逆に私達が助けに行く事になっちゃったわね・・・。でも、杉山君と違って優しい所もあったわね・・・)
そして、あの女子のメッセージも見る。
(『絶対にこの世界を守ろうね』、か・・・。そうよね・・・)
りえは心の中でこの女子の寄書の文言を約束しなければならないと思った。
そして開戦の日は近づいて行く。
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