暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Saga22-G最終侵攻〜Battle of the north. another side 1〜
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一番だって結論に毎度至っちゃうわけで・・・。
なのはママ達が学生だった頃のアルバム写真の中に、ルシルさんが何度か女装させられてるものがあったけど、今ならママ達の気持ちも理解できちゃうわけで。男の子を女の子の格好にさせるっていう、ドキドキ感と言いますか背徳感と言いますか。顔を赤くして嫌がってはいるけど受け入れてくれるフォルセティが可愛いんです、うん。
「「それですね」」
アインハルトさんとイクスが同時に頷いた。イクスも割とノリノリだったと思うんだけど・・・。とりあえず「今後はフォルセティの女装は禁止ということで」ってことにしよう。でもな〜、クラスの女の子からの評判が良いんだよね、あと男の子からも。学院祭後には頭がバグるって悲嘆に暮れる子ばかりだったけど。
「あと、そうですね。フォルセティも男の子ですし、女の子の服の買い物に付いて行くのは少し抵抗があるんだと思いますよ。みんな可愛いですし♪」
そう言って微笑むイクス。アインハルトさんとイクスを除くわたしとコロナとリオは顔を見合わせて「えへへ〜♪」と笑い合う。友達に可愛いって言われたことは素直に嬉しい。それと同時にフォルセティがちょっとでもわたしを意識してくれてるのかもって思えてだ。
わたし達(アインハルトさん除く)は13歳になったんだけど、成長期のおかげか身長も伸びてるし、服の上からでもハッキリ大きくなってきたって判る程度に胸も成長し始めてくれてる。大人モードは18歳のわたしを仮想した姿だから、あと5年。
(大人モード無しで、普通の成長で大人モードと同じ姿に必ずなって見せる!)
そんな人知れずに決意を固めていると、コロナが「護衛とか関係なくフォルセティと一緒に買い物行けないのは寂しいね」って儚げな笑みを見せた。フォルセティは基本的にわたし達と行動を一緒にしてくれる。それが嬉しくて、その厚意に甘えちゃってるのは判る。
フォルセティだって男友達との付き合いもあるはずなのに。でもだからこそ、わたし達が原因(フォルセティの女装を率先して言い出すのは他の子だけど、最終的に頼むのはわたし達)ということもあって、フォルセティがわたし達の服の買い物の時でも付いて来てくれるように安心させてあげないと。
「・・・ヒュギエイア。セインに通信を繋げてください」
イクスがルールー制作のデバイス・“ヒュギエイア”の待機モード、人差し指にはめた指輪にそう指示を出して手の平サイズのモニターを展開。他のお客さんの迷惑にならないように音量設定を最小一歩手前まで下げた。どうしてセインに通信を?なんて考えてると、『ほいほーい。どうしたの?』っセインが通信に出た。セインは護衛車の助手席に座っていて、運転手はディードだ。後部座席に居るはずのオットーは、前と後ろを隔てる壁の所為で見えない。
「少しお
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