第四百五十四話 それぞれの世界の勇者達その十八
[1/2]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
「それはまた」
「そういうの食う時もあるんだよ」
「それで納豆にもそう言うんだね」
「ああ、まあ気に入ったらな」
納豆のその味をというのだ。
「まんざらじゃねえぜ」
「そこまで言うならね」
ヘスティアも食べてみることにした、そしてだった。
実際にレオナと勇者達の前に納豆が出された、するとポップが言った。
「ああ、これが納豆か」
「特に驚かないか」
「最初に聞いてたからな」
こう雷真に返した。
「だからな、冒険の途中色々な食いものも見てきたしな」
「それでか」
「ああ、食い方も聞いてるしな」
こちらもというのだ。
「それじゃあな」
「今からだな」
「お醤油かけてな」
もうそれは用意されていた、たれもある。
「それでかき混ぜてご飯にかけて食うな」
「そうだ」
「じゃあそれで食ってみるな」
勇者達は実際にそうして納豆を食べてみた、そしてレオナは一口食べてからそのうえで真に笑顔で言った。
「美味しいわ」
「そうなんだね」
「ええ、面白い味ね」
「納豆って凄い外見と匂いだけれどね」
「味はこうしたものなのね」
「美味しいんだ」
これがとだ、真は笑顔で言った。
「だから僕もよく食べるんだ」
「こうしてご飯にかけて」
「そうなんだ、お味噌汁に入れたりするし」
納豆、それをというのだ。
「他にもスパゲティにかけたりね」
「スパゲティにもなの」
「あとおうどんにも結構合うしお寿司にも使うから」
「本当に色々ね」
「うん、納豆はいい食べものだよ」
「とはいっても匂いは確かに凄いし糸引いてるから」
浅葱はこのことを納豆ご飯を食べながら話した。
「抵抗がある人はやっぱり多いのよね」
「はい、私も最初見てです」
レティシアも食べつつ言う。
「食べものとはとても」
「しかしこれがだ」
そのレティシアに緋沙子が話した。
「栄養的にもだ」
「いいのですね」
「うむ、だから食べることはな」
「味以外でもですね」
「いいことだ」
こう言うのだった。
「私としてもな」
「美味いからな、納豆飯って」
アスタは大きな丼でたいらげている。
「腹にもたまるしな」
「ああ、最高の料理の一つだ」
レオポルドはアスタに負けない勢いて食べている。
「こんないいものクローバー王国にも欲しいな」
「そうだよな」
「いや、納豆がありますと」
ハルも食べながら言う。
「お金がない時も困らないですね」
「お金がないとだ」
ケーティーは真顔で言った。
「命がないこととだ」
「そこまでなんだ」
「そうだ、どれだけ苦しいか」
ダイに話した。
「我々インコグニートはわかっている」
「そうした時もあったからなんだ」
「今はあるがな」
その金が
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ