『海月』
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防波堤の向こう、もっともっと向こうの港灯り。
誘われるように、ふわふわ浮いてく様な感覚だ。
此処は誰も知らない僕だけの穴場。
君達をただ眺めるだけの癒しの場。
僕を慰めてくれるかの様に君達は其処に漂ってる。
解ってる、そんな馬鹿なことは無いってことくらい。
勝手にそう思って勝手に癒されて勝手に励まされてるだけ。
だから僕から此処を、此の時間を、奪うオマエは本当最低な奴だ。
どんな時でも癒されるわけじゃなかったけど。
どうにもならない時もあったけど来てしまう。
君達が存在する限り、僕を癒すのは変わらず永遠に君達だ。
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