129 杉山さとし、思いがけぬ再会
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一方、杉山は扉を閉めた後、かよ子の訴える声はきっちり聞いていた。
《杉山君は異世界に行くよね。私は、来てくれるって信じてるよ!》
(俺は山田やりえの為に何ができるんだよ・・・。この日常が戻せたって大野の転校がなくなるわけでも、仲直り出来るわけでもねえ・・・。大野は俺といたくねえんだ。親友だって思ってたのは俺だけだったんだ・・・)
その時、姉が現れた。
「さとし、何よ、乱暴にドア閉めて」
「それはその・・・」
「それに相手はかよちゃんみたいじゃない。あんな態度でいいの?」
「いいよ、別に。向こうが勝手に来たんだからよ・・・」
杉山は自室へと行ってしまった。
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