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魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者
第五十四話 誰が強いの?2
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秀なメンバーだと確信した。
「クア姉とディエチが向こうの隊長達に落とされ掛けた時と同じパターンだね」
セインはそう言いながら、残っていたガジェットを引き寄せる。
六課フォワードと接触する前に退散しようというのだ。
「……アギトさんが言っていた”亀野郎”っスか。中々やるもんス」
ウェンディはモニターに映るアスカを見て、ニヤッと笑った。
「まー、ちゃんと遊んで満足したろ。交戦しないうちに帰るよー」
ガジェットから触手のように伸びてきたコードを身体に絡めるように巻き付けたセインが、ディープダイバーを発動させる。
「はーい……でもその前に♪」
最後のお遊びと、ウェンディはマジックペンを取り出してニヒヒと笑った。
エリオが敵がいると予測されている地点に飛び込む。
そのすぐ後ろを追っていたスバルとフリードもすぐに戦闘態勢に入る。
だが、そこには誰もいなかった。
「逃げられちゃったかぁ」
悔しそうにスバルが呟く。
「スバルさん、これ見てください!」
エリオが指さした壁を見るスバル。
そこには”バイバイ、またね?”と言う文字と、デフォルメされた似顔絵のような物があった。
『すみません、逃げられました。でも、壁に何か書き置きがあります』
エリオが現状をティアナに報告する。
『了解。合流して対策を続けましょう。エリオとスバル、フリードはその場で待機。アタシ達が行くまで現状維持に努めて』
ティアナの指示を受けたエリオとスバルとフリードは、周囲に気を配りながらアスカ達の合流を待った。
結局、犯人は追いきれずに状況は終息した。
「六課のみんな、お疲れさま。新手も来ないし、警戒態勢は解除しよう」
108部隊の捜査主任のラッド・カルタスがそう通達する。
「「「「「はい!」」」」」
六課フォワード一同、それに敬礼して応える。
そんなフォワードメンバーを前に、カルタスは人懐っこい笑みを浮かべた。
「合同訓練だったのに出撃させて悪かったな、みんな。大した物も出せないが、良かったら食事を済ませていってくれ」
「「「「「ありがとうございます!」」」」」
食事と聞いて、特にスバルが元気になる。それを見て、アスカが露骨に不安そうな顔をした。
「……主任」
「皆まで言うな、ザイオン二士。充分に用意している」
アスカの言いたい事を察したカルタスが苦笑する。
「スバル。向こうにギンガがいるから、一緒に食ってこい」
「はい!ありがとうございます!」
カルタスに促されたスバルは、上機嫌でみんなを引っ張って行った。
ギンガとフォワードが合流して、それぞれが弁当箱を手にする
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