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ヘタリア大帝国
TURN48 騎士提督参入その三
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あるセーラへの反発を隠そうともしない。そしてセーラは生真面目な性格故にその彼等に正面から話しているのだ。
 しかしこうした連中は何かと難癖を言うものだ。エルザはその彼等のことは自分に任せろというのである。
「私はああいう連中は得意だから」
「そういえばお母様は昔から」
「議会対策には自信があるわ」
 実際にそうだと言うエルザだった。
「だからそっちは任せてね」
「では」
「ええ、そういうことでね」
 議会の話もした。そうしてだった。
 セーラはエルザと共に王宮に戻った。そして彼女を愛する者達の助けを借りて未曾有の国難に向かうのだった。
 太平洋軍に解放されたアラビアも独立することになった。その中で。
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