第四百五十四話 それぞれの世界の勇者達その十
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「僕は実際に河豚も調理出来る」
「それはいいけれど」
モンモランシーはその一色に引いた顔で言った。
「服は」
「大丈夫だよ」
「いや、褌一枚というのは」
これはというのだ。
「かなり」
「まあ服はすぐに脱げるけれど」
千はその一色を見て言った。
「一色さんは自分から脱ぐことが問題よ」
「服は普通すぐに脱げないだろ」
このことはポップが突っ込みを入れた。
「幾ら何でも」
「結構そうした人多いわよ」
「そうか?」
「攻撃を受けたり何かの弾みでね」
「脱げるのかよ」
「そう、ただ私の下義姿は男の人では一応宗朗だけが見ていいから」
「一応かよ」
「だからすぐに脱げるから」
着ている服がというのだ。
「仕方ないのよ」
「服がすぐ脱げるってのも凄いな」
「これが本当なのよ」
レベッカもポップに話した。
「どういう訳か女の子はね」
「服すぐ脱げるのか」
「だから脱げた時はあまり見ないでね」
「ああ、それはな」
ちゃんとするとだ、ポップも答えた。
「俺もな」
「ポップさんそこはいい人だから助かるわ」
「そうしないと駄目だろ」
「それをしない人もいるから」
中にはというのだ。
「幸一さんとかね」
「俺か」
「だって幸一さんとかペンギンコマンドの人達とか」
その面々はというのだ。
「すぐに見るから」
「悪いか」
幸一はレベッカに腕を組んで言い返した。
「見て」
「恥ずかしいから」
「俺は見ることが生きがいだ」
「だからその生きがいは止めて下さい」
「この場合幸一がおかしいわね」
「そうだよな」
ポップはダイの言葉に頷いた。
「どう聞いてもな」
「いやらしいことをしたら駄目だよ」
「そうだよな」
「そんなものにこだわるなぞ理解するつもりもない」
今度は壇が出て来た。
「私はそんなことよりもだ」
「この人が一番困るかも知れないのよね」
美保が言ってきた。
「いやらしい目で見なくても」
「絶対に野放しに出来ないからな」
そこは九条も言った。
「注意してくれよ」
「そのお言葉肝に銘じておきます」
「あん肝も食ってな」
そのうえでとだ、九条はジョークも入れた。
「そうしてくれるか」
「はい、そうします」
「ちゃんと食って」
「そうしてくれよ」
九条は笑顔で応えた、そうした話もして食事を楽しみ修行ではこれ以上はないまでに汗をかいたが。
鬼太郎はその中でこんなことを言った。
「ダイ君達はこのままです」
「やっていけばいいのう」
「はい、物凄くいい筋を持っています」
目玉の親父にも答える。
「ですから」
「わしもそう思う、どの子もな」
「かなりいいですね」
「よいものを持っておる」
実際にとだ、目
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