第三章 リベン珠
第21話 お留守番班Cチーム
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れられたくないと言った様相で答える。
「ええ、あの地獄の見返りはこれ位ないと割りがありませんわ……」
呟く咲夜は、普段の凜々しい彼女からは想像もつかないような遠い目をしていた。
「咲夜さんがそこまで言う程なんですか……」
「ええ、あんなのによく勇美は着いて行っていると思うわ……」
その上で平然と振る舞っている黒銀勇美という存在を、咲夜は改めて評価を意識するのであった。
「そうですか、やっぱり勇美さんは素敵ですねぇ♪」
そして、勇美の意外な美点を知った早苗も改めて勇美愛の熱を更にたぎらせる事となったのだった。こうして、月から帰って来る勇美には新たなる災難が向かう事が確定してしまった。
だが、取り敢えずこの場の事は終わったのだ。その事に安堵して二人は言う。
「咲夜さんのお陰で予想よりも早くカタが着きました。ありがとうございました」
「あなたの頑張りもあったからですよ。こちらこそお礼を言わせてもらいますわ」
そう言って咲夜は、自分の主たるレミリア達の方はどうなっているか想いを馳せるのだった。
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