暁 〜小説投稿サイト〜
BanG Dream! ワーカーホリック少女が奏でるオト
Indennit?
Rhythm 004 あるこーる・ぱにっくU
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、ちーちゃんが彩に凄い甘えてた。
普段のちーちゃんは行方不明になったのだろうか。

「えへへー、《《ダーリン》》はいっつも暖かいし最高よねー♪」

超ご満悦なご様子のちーちゃんなんだけどさ……うん。
今、彩の事をどう呼んだよ。『ダーリン』!?
それって……さーくんの事だよね!?もしかしなくとも。

「ちょっと、千聖ちゃん!? 私は颯樹君じゃないんだけど!?」

彩はそう言ってちーちゃんを引き剥がそうとしていた。
だが、必死に抵抗するちーちゃん。余計に抱き締める力が強くなってる気がする。
このままでは拙い。彩が骨折してしまうかもしれん。そうなっては、色々と支障が出てしまう。
そう思った私は1/1スケールのさーくんヌイグルミを彩とちーちゃんの間に挟んだ。
するとちーちゃんはヌイグルミにコアラのように抱きついてご満悦になっていた。


「……これで暫くは大丈夫かしらね」
「あ、亜麻音ちゃん、いつのまにそんな物を……」
「気紛れで作ったのよ。つか、無意識」
「深くは触れないほうが良いよね」
「その方が良いわね……彩、状況説明」
「亜麻音ちゃんが寝ている間に日菜ちゃんが持ってきた烏龍茶を飲んだらこうなっちゃったの」

私の分が飲まれずに残ってたので、少し飲んでみる。

…………酒じゃねぇか。これ、ウーロンハイだ。
って事はちーちゃんとイヴは酔っ払ってるな。完全に。

「彩は大丈夫なの? 彩も飲んでるんでしょ?」
「うん……。今のところは」
「成程ね……で、日菜(はんにん)は何処にいるのかしら?」
「えっと、さっきまで彼処に……って、居ない!? 逃げちゃったの!?」
「……処すか。イヴ、悪いけど離れてくれない?」
「イヤですっ!」

日菜を処す為に抱きついてるイヴに離れてくれる様に私は懇願したが拒否された。
『あまねちゃん Mk.Z』という名の私の1/1スケールのヌイグルミを試すも失敗に終わった。
此処で時間をかけると日菜が完全逃亡してしまうので……

「イヴ、しっかりと掴まってなよ? 振り落とすかもしれないから」
「わかりました♪」

イヴを引き剥がす事を諦めてそのまま日菜を処す事にした。
イヴは離さまいとガッチリと私の背後でホールドしている。それ故か偶に首が絞められているんだが。
このままでは窒息もありうるからさっさと終わらせる事にしよう。



日菜のOHANASHIという名のOSHIOKI目的のSHOKEIを終わらせた私がリビングに戻ると……突貫された。
私はなんとか右手で受け止めた。

「……安定かよ」

私はクソデカ溜息をついた。
突貫してきたのは彩である。
本気で私は言いたいよ。

ブルータス(あや)、お前もか』

と。
まさか
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