暁 〜小説投稿サイト〜
BanG Dream! ワーカーホリック少女が奏でるオト
Indennit?
Rhythm 003 あるこーる・ぱにっく
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。姉様の言う方法が一番良いかもしれないわね」
こうして私とこころは
令王那&美咲
(
酔っ払い
)
にされるがままにしていた。
抵抗とかは……極力してない。胸とか触られた時くらいだよ。
こころは高頻度で美咲にセクハラされそうになってるのでもう涙目だった。
私に助けを求めるが、その度に美咲は私に威嚇していた。
それを察知した令王那が美咲に威嚇する状況が発生。
ハッキリ言おう。誰か何とかして。
マジでカオスな状態である。どうすればいいの、コレ。
「姉様……」
「撫でるか」
私とこころは全力で
令王那&美咲
(
酔っ払い
)
を撫でる事にした。
そうしていると
令王那&美咲
(
酔っ払い
)
は大人しくなって何時の間にか規則正しい寝息が聞こえてきた。
「ようやく……かぁ」
「そうね、姉様……」
「「寝てくれたか、令王那(美咲)」」
「「疲れたわぁ……」」
私とこころは歓喜で抱き合っていた。今の私達には底知れぬ達成感があったのは確かである。
「こころ、珈琲飲む?」
「ええ。戴くわ。 あたし、疲れたから落ち着きたいわ」
「奇遇ね。私もよ」
私とこころは
令王那&美咲
(
酔っ払い
)
を起こさないように移動し、静かに珈琲タイムを堪能するのだった。
この後、酔いが残っていたちゆが目覚めて幼児退行を起こして一波乱が起きるのは別の話。
更にその後、目覚めて酔いが醒めた令王那と美咲を宥めるのに私とこころが物凄く苦労するのは別の話。
そして同時刻にその事実がバレて心音さんに母さんのOHANASHIが執行されたのは全くの余談である。
そして、その夜に母娘揃って胃薬を服用する事になるのは関係のない余談である。
Fin.
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